アジアカップ2019決勝トーナメントが始まる。
グループリーグ日本は3試合すべて1点差で勝利。
けっして状態がよいとは言えない。
決勝トーナメント初戦の相手はサウジアラビア。
日本代表はサウジアラビアとどう戦うべきか?
セルジオ越前(トラ)偏見と独断によるの戦い方、
スタメンについて考えてみた。
コンディションとスピード対策がカギ?
体力の消耗が激しい試合になる!?
サウジアラビア戦は日本時間だと21日20:00
現地時間だと15:00のキックオフ
ピッチではかなり暑さが予想される。
暑さによる体力の消耗が激しい試合になるだろう。
それに日本代表はウズベキスタン戦から中3日。
ウズベキスタン戦のあったアルアインから
サウジアラビア戦のあるシャルジャまで約2時間のバス移動。
どうしても疲労はあるだろう。
コンディション重視した選手起用を考えたい。
サウジアラビアのスピードは要注意
グループEのサウジアラビア。
- 第1戦サウジアラビア4-0北朝鮮
- 第2戦サウジアラビア2-0レバノン
- 第3戦サウジアラビア0-2カタール
2勝1敗の2位で決勝トーナメント進出を決めた。
サウジアラビアの特徴として、
- 平均年齢26歳の若さ
- システムは4-1-4-1
- グループリーグ3試合ともボール支配率70%超
- FWムワラッドのスピードは要注意
若いので運動量もあり、組織的に中盤を支配する。
FWムワラッドは今大会2得点。
彼のスピードを生かした攻撃は要注意だ。
ウズベキスタン戦と同じように守っていたら
きっと先制ゴールを許してしまうであろう。
ただ、カタール戦でボール支配率72%ながら
2失点で負けている。
けっして守備がかたいとは言えない。
サウジアラビアは1ボランチであり、サイド攻撃やパスまわしで日本が中盤を支配することは可能だ。
中盤での攻防が試合を決めるカギになるでだろう。
サウジアラビア戦スタメンはこれだ!
GK:シュミット
ウズベキスタン戦で先制ゴール許すもプレーは安定。
トルクメニスタン戦、オマーン戦の権田は、
2戦とも飛び出しタイミングが不安定だった。
東口がケガでなければ彼を起用したいところだが、
今回はシュミットを抜擢
DF:酒井、冨安、吉田、長友
ウズベキスタン戦の室屋はよかったが、
まだ攻守ともに酒井のほうが上。
センターバックは吉田と冨安
吉田には裏をとられないよう気をつけてもらいたい。
吉田の相棒は冨安。
槙野、三浦だと裏をとられてしまいそう。
左は長友。
攻守とも躍動してくれるだろう。
ボランチ:遠藤、塩谷
ボランチはパサータイプとディフェンスタイプ
の組み合わせが本来ベストだ。
パサータイプの青山は違和感で別メニュー調整
柴崎は本調子には程遠い。
そこで遠藤と塩谷のコンビにした
遠藤と塩谷はともにカバーリングと運動量豊富。
サウジアラビアの攻撃をつぶしてくれるだろう。
塩谷にはウズベキスタン戦に続いて
2戦連発の豪快なミドルも期待したい。
MF:堂安、南野、乾
サイドにはって乾や堂安はチャンスメイク。
時には中央に切り込んでゴールを狙ってほしい。
乾の武器はドリブルだけでなくアーリークロス。
サウジアラビアの守備陣を翻弄したいところだ。
南野も中央でボールを待つだけでなく、
時にはサイドでも積極的にボールに絡みたい。
サウジアラビアは1ボランチだから
サイドに中央に動くことでボールには絡みやすくなるは。
選手の運動量が落ちたときに原口、伊東を起用。
チームを活性化してほしい。
FW:武藤
大迫はケガでまだスタメン復帰は難しいだろう。
北川よりも武藤のほうは期待できる。
武藤には積極的にシュートをうってほしい(願望)
まとめ
以上のスタメン案は
ボランチ塩谷、遠藤に中盤で相手攻撃をつぶす。
堂安、乾に両サイドから攻撃。
それで試合の主導権を握る。
というものだ。
もう一つ考えた案もある。
南野を1トップ
トップ下を堂安
右に原口
左に乾
という布陣
南野、堂安の突破力
原口、乾のサイド攻撃
個人的にはおもしろいと思う。
しかし森保監督の性格上その布陣をしないだろう。
武藤を尊重しそうな気がする。
今回の相手は難敵サウジアラビア。
日本は2試合で先制ゴールを許した。
トルクメニスタンやウズベキスタンとちがって
先制ゴールを許したらそのまま試合終了になりえる。
先制ゴールを奪われずに勝つためにも
- サイド攻撃を多用して相手を揺さぶる
- セカンドボールをひろう
- ディフェンスの裏をとらせない
このことが重要だ。
油断せずに戦って勝ってほしいよ。
良い試合を期待しているよ。