【選手採点&戦評】国際親善試合パナマ戦

前回の対戦は2年前キリンチャレンジカップ。

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格下とはいえ強くなってきているパナマ。

負ける相手ではないが日本は苦戦。。。

選手採点と戦評を簡単にまとめた。

パナマ戦選手採点&寸評

※採点10点満点。平均は6点。0.5点刻みで採点
セルジオ越前(トラ)の独断偏見による採点

GK 権田:6.0
パナマの枠内シュート5本と多くなかったが、被シュート12本。集中してゴールを許さなかった点を評価。キック精度があがれば6.5

DF 植田:5.5
コートジボワール戦のゴールからか積極的なフィードしていたが、精度はイマイチ。守備は安定して守ることができていた。

DF 吉田:6.0
前半はラインを下げすぎていたが後半修正。
1対1も強く完封勝ちに貢献。

DF 板倉:6.5
1対1にも対応できていたし、安定した守備。
効果的なフィードやパス回しもしていた。3バックの一角候補として存在感を見せた。

DF 室屋:5.5
ガンガン当たって守備していたがファウルばかり。攻撃はタイミングよくあがっていたが最後のクロス精度がいまいち。

DF 長友:5.0
存在感なかった。53分の決定機ぐらいか。攻撃はうまく連動できず、守備面では1対1で当たり負けが多かった。

MF 橋本:5.0
パナマ前線のプレスにかかり中盤を落ち着かせることができなかった。ただ後半からもテストすべきだった。

MF 柴崎:5.0
橋本同じくパナマ前線のプレスに苦しむ。ポジショニングを変えてかわしてパス回しするも精度が低かった。

MF 三好:5.0
周囲との距離感があり、ボールを失うシーンが多かった。試合が進むにつれて得意のドリブルをみせたが期待はずれ。

MF 久保:5.5
久保らしいよいプレーもあったが、三好や南野とやりづらいのか、疲れなのかわからないがキレを感じなかった。

FW 南野:6.0
前半は効果的なパスが少なく飛び出しもあまりなかったが、後半はスペースを見つけて飛び出しPKをゲット。

MF 遠藤:7.5(45分IN)
後半からボランチに入り試合を支配。
遠藤が入ってから日本代表のパス回しがスムーズになり攻撃にリズムがうまれた。守備ではセカンドボールにいち早く反応、1対1でも強さを発揮。

MF 原口:6.0(58分IN)
長友と代わり左サイド。豊富な運動量で存在感を発揮。長友が悪かったからか良く見えた。

MF 浅野:6.0(71分IN)
スピードは健在。パナマGKを退場させる。今日のようなプレーを続けたら代表のジョーカーになれる

MF 鎌田:6.0(81分IN)
キープ力があり、効果的なパス回しもしていた。浅野へのスルーパスがよかった。どちらかといえばスタメンでみたい選手

MF 酒井:出場時間短く採点不可(81分IN)
危なげなくプレーして試合を締めた。

MF 中山:出場時間短く採点不可(81分IN)
ファウルで攻撃を止めたので危なかっしく見えた。

監督 森保:5.5
サンフレッチェ広島時代からやり慣れた3バック採用。
試合序盤はうまく機能したか思えば前半は相手のプレスに苦戦。前線と3バックが間延びしすぎていた。後半から遠藤が入ってから機能したが、テストとしては及第点か。

パナマ戦の戦評

わるかった点

  • 攻撃の連携はまだ不十分。
  • 選手起用が疑問

個人でのアイデア頼みに見える攻撃は課題。今回も試合の流れでのゴールは生まれなかった。

森保監督はもともと守備面の構築が得意な監督。誰か攻撃面でサポートが必要な気がする。

負けない試合として選手起用していたように見えたのも残念。チームの軸ではあるが柴崎や吉田を固定しなくてもよいのでは?

よかった点

  • 遠藤。
  • 3バックのテスト。

前半の橋本が悪いのではなく、遠藤が良すぎた。

中盤が落ち着いたことで厚みがある攻撃となる場面もあった。

ハーフタイムで修正点を指摘したのもあるだろう。

ただ明らかに遠藤が入ってからチームの動きが変わった。

遠藤こそ代表の軸とすべきだ。

あと3バックのテスト試合としてはまずまずよかったのではないか。

次回の試合はさらに制度が上がった3バックに期待したい。