前節の香港戦は仕事で見逃した。
選手採点&戦評はおやすみ。
さて、今日は韓国戦。
日本は引き分けか勝利で、
韓国は勝利で、
EAFF E-1サッカー選手権優勝!
ということより、
あくまでも個人的の見解だが、
ケガなく終われるか、
次につながる試合ができるか
を重要視している。
韓国に負けた。
だから言っているのではなく、
というのが第一声だ。
それでは試合を振りかえろう。
韓国について
正式名称は大韓民国。
人口約5,100万人。
11月28日時点でFIFAランキング41位。
日本のFIFAランキングは28位。
ランキング上では日本より格下。
韓国はワールドカップ予選でも調子いまいち。
直近ではレバノンと引き分け。
ベント監督を含めてチームは批判されている。
過去の対戦は韓国が日本に勝ち越し
韓国と日本は過去70回対戦しており、
日本の13勝21分36敗
試合結果日本0-1韓国
28分:韓国・ファンインボム
韓国戦フォーメーション
韓国のフォーメーションは4-1-2-3
日本のフォーメーションは3-4-2-1
選手交代は、
・45分に遠藤に代えて相馬
・63分に井手口に代えて大島
・78分に鈴木に代えて仲川
韓国戦の試合展開
韓国は中国戦から中2日。
それでもプレスが早い!
前半9分:韓国の右CK。
キッカーのチュセジョンがクロス。
キムミンジェがマークを振り切りヘディング。
しかし決め切れない
前半15分:三浦がロングフィード。
ペナルティエリア手前左で鈴木がトラップ。
ドリブルしてペナルティエリア中央から右足。
しかし、ボールは枠の右に外れてしまう。
前半28分:キムジンスが左サイドからドリブル。
DFをひきつけてからファンインボムにパス。
ファンインボムはペナルティエリア手前中央から左足シュート。
日本DF複数の足をすり抜けてゴール!
韓国先制!
日本0-1韓国
その後もディフェンスラインを高く設定する日本に対し、
韓国はボールを奪うと素早く裏のスペースを突くカウンター。
日本は劣勢のまま。
前半終了!
日本0-1韓国
後半も韓国のプレスが弱くなるが、
それでもカウンターをうける日本。
後半2分:キムジンスがドリブルで切り込む。
ペナルティエリア左からマイナス方向にパス。
ナサンホはペナルティエリア中央からシュート。
枠の右に外れてしまう。
後半33分:韓国が速攻。
ファンインボムが敵陣中央からスルーパス。
ペナルティエリア内を抜け出したイジョンヒョプがシュート。
しかし、ボールはわずかに枠の右に外れる。
後半43分:敵陣中央から大島が前の森島にパス。
ペナルティエリア手前の中央にいた森島。
素早い反転から右足ミドルシュート。
惜しくも枠を外れてしまう。
試合終了。
日本0-1韓国
悔しい敗戦となった。
韓国戦選手採点&寸評
※採点10点満点。平均は6点。0.5点刻みで採点
セルジオ越前(トラ)の独断偏見による採点
GK 中村:6.0
よく1失点で抑えたなという印象。
失点のシーンは相手を褒めるべき。
セットプレー時での高さ、強さ。
落ち着いたプレーで安定していた
DF 畠中:5.0
韓国に裏を狙われ続けた。
1対1の守備が不安定。
縦パスする意識が高くなったのはよかった。
DF 三浦:5.0
ディフェンスライン統率失敗。
韓国の素早いプレスにあわあわしてしまう。
一度ラインを少し下げてもよかったのでは。
DF 佐々木:6.0
韓国のカウンターやセットプレーに対して、
1対1の強さ、高さを十分に発揮。
ここ最近の試合の中では1番良い出来だった。
MF 橋岡:5.0
韓国の素早いプレスにパスミスがめだつ。
失点につながったのもパスミス。
もっと前に仕掛けをしたかった
MF 田中:5.0
井手口同様に前でプレスをかけるのか、
さがってプレーをするのかで迷っていた。
判断ミスやパスミスがめだった。
経験不足がでた試合。
MF 井手口:5.0
前へ前へボールをとりに行くも、
空いたスペースを狙われていた。
空回りをしていた印象。
MF 遠藤:5.0(45分OUT)
ほとんど前をむけて仕掛けることができなかった。
ケガの具合が心配。
MF 森島:5.5
後半43分は惜しいミドルシュートも。
よい仕掛けをすることができなかった。
MF 鈴木武蔵:5.0(78分OUT)
前半15分のシュート以外見せ場なし。
ポジショニングと連携に課題。
FW 上田:5.0
ポジショニングはよいのだよ。
どうやって枠にシュートをうつのか。
そこが課題。
MF 相馬:5.5(45分IN)
縦に仕掛けてクロスをあげることはできていた。
合わせるほうが問題なのはあるけど、
クロスの精度、バリエーションがほしい。
MF 大島:6.0(63分IN)
抜群の安定感。日本の中盤が落ち着いた。
スタメンだったら結果は変わっていたかな。
MF 仲川:5.0(78分IN)
ボールに絡むには時間が短かった。
短い時間でも結果をだしてくれる感はなかった。
監督 森保:5.0
試合中に流れを変える手はなかったのか。
選手交代以外で・・・。
準備期間が短いから仕方がない点もあるがな。
韓国戦評
わるかった点
- 韓国のプレスに翻弄された。
- 韓国ペースのまま試合がおわった
中国戦から中2日の韓国。
試合開始とともに素早いプレス。
日本はあわててしまった。
その時点で相手ペースの試合であった。
相手ペースの試合展開。
どうやって自分たちの流れにもっていくのか
そこは引き続き課題なのだろう。
よかった点
- GK中村の安定感
- 大島の安定感
- 相手ペース展開を経験したこと
試合には負けたが中村は安定していた。
権田、シュミットと正GKを争う選手が増えた。
その点はよかったのではないか。
大島も安定感を見せていた。
ボランチは決して層が厚いわけじゃない。
彼みたいな選手は森保監督はうれしいのでは?
今回のチームは若い。
格下の中国戦や香港戦みたいに
自分たちのペースで試合ができる。
のは違う。
相手ペースで試合の流れを変えれなかった。
そしてそのまま負けた。
その経験を次につなげてほしい。
この敗戦が次につながると信じている。