先日、母あてに架空請求ハガキが来た。
近所でも同じようなハガキが来ているようです。
ハガキによる詐欺がはやっているようです。
ハガキを警察にもっていて対応を聞いてきました。
民間訴訟通達センターの請求ハガキとは?
見ての通り、
消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ
というタイトルで不安をあおっている文面。
ハガキ到着日は6月18日。
取り下げ最終期日の前日です。
ハガキ差出人は表面には記載ありません。
文面中には
民間訴訟通達センター
という名称の機関。
そんな機関なんてないだろうけどねw
ハガキに記載している住所は
【 霞が関 】
でも郵便局は
板橋西郵便局?
霞が関と板橋西って遠いじゃん!
だますとしても、もうちょいなんとかならんの?
と思ってしまった次第ですw
警察で請求ハガキの対応を聞いた
電話はしていません。
ハガキをすぐに捨てずに、興味本位で
警察にもっていきました。
警察に行くと担当者がでてきて対応。
ハガキを見せると、
「あ~、こりゃあ典型的な架空請求ハガキじゃ。」
と言って、
相手に電話をかけていないか確認、
ハガキの対応や相手の手口について
いろいろ教えてくれましたw
ハガキがきた時の対応は?
- 電話は絶対にしない。
- 母の周りの人へ注意喚起
- ハガキは無視して捨てる
警察としては案内できることは以上。
お金をだまし取られないと
警察は詐欺事件として対応できない
ということでした。
もちろん今回みたいなハガキの内容は
警察でも情報共有している
でもハガキがきただけでは詐欺にならない。
そのため警察ではハガキがきただけでは
手が出せない。
との事でした。
ハガキは個人情報の関係で、
警察で捨てることができない、
持ち帰り破棄してほしい。
と言われました。
む~ハガキだけでは詐欺事件にはならない、、、
やっかいな(~_~;)
架空請求ハガキの手口とは?
民間訴訟通達センターからくるハガキを持って
警察署に来る人は1日に2、3名いるとのこと。
ハガキの記載内容、電話や住所などは一緒
で、手口も同じだそうです。
手口について
・ターゲットは高齢者女性。
- 同窓会名簿など名前や住所を入手
- 取り下げ最終期日前日に到着するようハガキを郵送
- 電話をかけてきた際に1度確認するので本人確認のためと言って名前・住所・生年月日を聞き出し、後日連絡する旨を伝える
- 数日後に電話、こちらのミスです、と安心させ〇〇円を1度入金していただけますか?後日返金しますので口座番号も教えてください。
という風に機関の人間だと信用させて入金させるとの事。
別の手口では、
訴訟を取り下げる手続きをするという名目で
すぐお金を要求されることもあるようです。
1度来たら名簿が流出しているため、
何回もハガキが来る可能性が高いとの事。
注意が必要です。
まとめ
今回は「民間訴訟通達センター」を名乗る
ハガキでしたが、
「国民訴訟通達センター」
「消費生活相談センター」
等似たような名称の機関から
似たようなハガキが届いたということも
ここ最近増えているそうです。
実際にこういう悪質な詐欺にかかる方も
増えているとのことでした。
まず大事なのは、
絶対に電話しないこと
無視することです。
もし対処に困った場合は相手に連絡する前に
・警察
・各都道府県の生活センター、
・市町消費生活相談窓口
のいずれかにかならず相談してください!
1人でも被害が減りますように。