東京オリンピックの決勝トーナメント初戦。
相手はニュージランド。
FWウッドをはじめ大型な選手がおおい。
試合はスコアレスドロー
PK戦までもつれる試合となった。
PK戦は4-2で日本代表が勝利した。
どんな試合だったか振り返ってみたい。
試合結果U-24日本 0-0 (PK4-2)U-24ニュージーランド
日本代表選手採点&寸評
※採点は10点満点。6点が平均。0.5点刻みで採点
セルジオ越前(トラ)の独断と偏見による採点
GK 谷:7.0
MAN OF THE MATCH
ニュージーランドのハイボールのクロスに対し
集中を切らさず危なげなく処理し続けた。
隙をついた林への素早いキックパスよかった。
PK戦では2本阻止して勝利に貢献。
DF 橋岡:5.5
累積警告で出場できない酒井にかわりスタメン
攻撃面ではやや迷いながらプレーもみられた。
ハイボールクロスばかりなのは工夫がほしい。
守備では目立つミスはなかった。
DF 吉田:6.0
ディフェンスラインを下げざるを得なかったが、
高さと強さではウッドを抑えた。
トラップミスなど危ない場面もあった。
ビルドアップは相手プレスに苦戦していた。
DF 冨安:6.0
左サイドバックへのカバーリングがよい。
バランスをとって守備をしていた。
後半44分イエローカードで次戦出場停止。
準決勝でいないのはかなり痛い。
DF 旗手:6.0(延長前半0分OUT)
左サイドバックとしてスタメン。
後半24分から左MFとしてプレー。
運動量豊富で積極的に前に出てチャンスメイク。
サイドハーフ時のほうがプレーはよかった。
MF 遠藤:6.0
中盤をほぼ支配してデュエルも強かった。
パス回しもまずまず。
前半10分林のグラウンダークロスにあと一歩。
数少ない絶好機だっただけに決めたかった。
MF 田中:6.5(延長前半0分OUT)
落ち着いてパスをまわし攻撃リズムをつくった。
枠外になったがミドルシュートもよかった。
いいミドルシュートだからもっと狙ってもよい。
MF 堂安:6.0(延長後半0分OUT)
久保とともになかなか良い形でボール持てず。
なんとかしようとドリブルやパスを工夫する、
強引にでもシュート放つなどプレー。
ゴールに向かう姿勢はよかった。
MF 久保:6.0
以前に比べて確実にフィジカルが強くなった。
厳しいマークにあいながらもよく走った。
ドリブルやターンなどでチャンスをつくった。
MF 相馬:5.5(後半24分OUT)
ドリブルで仕掛けようとする姿勢はよい。
ただラストパスの精度に欠けた。
FW 林:5.5(後半24分OUT)
ゴール前をかためるニュージーランドに苦戦。
飛び出しもポストプレーも不発だった。
プレスでも周りとの連動がなかった。
DF 中山:6.5(後半24分IN)
相馬と交代で左サイドバックとして出場。
ペナルティエリア内でも落ち着いて対処。
シンプルなプレーで左サイドを落ち着かせた。
いい加減にヒゲを剃れ!
FW 上田:5.5(後半24分IN)
後半36分堂安がグラウンダークロスした決定機。
あそこは決めてほしかった。
PK1番手できちっと決めたのは評価したい。
MF 三笘:5.0(延長前半0分IN)
得意のドリブルから上田のスルーパス。
それ以外でほぼ目立つことができず。
MF 板倉:5.5(延長前半0分IN)
あまりボールに絡むことができなかった。
守備でチームを落ち着かせた
MF 三好:5.0(延長後半0分IN)
得意のドリブルは不発。
簡単にボールを奪われすぎた。
プレスも効果的ではなかった
監督 森保:5.0
ニュージーランド前線からプレスをかけた。
ハーフタイムをはさんでも改善できず。
選手交代で活性化したかったもできず。
攻撃を堂安と久保の個人技任せ。
最後は運任せだった。
おまけ 解説:5.5
中田浩二は冷静なのか冷たいのか・・・。
感情入ることがあまりにもないのぅ。
ニュージーランド戦評
ニュージーランドは日本をよく研究していた。
ゴール前守備に人数をかけて前線からプレス。
攻撃はウッドめがけてロングボールやクロス。
日本は谷、吉田、冨安を中心にハイボール処理。
ニュージランドを崩すために中盤パスを回す。
ただニュージランドGKワウドの好セーブもあった。
そのため120分でゴールを揺らすことはできなかった。
それでも90分以内に決着つけてほしかった。
シドニーオリンピックの悪夢が・・・。
PK戦でよく勝ったよ。
谷はよく止めたわ。
試合でも落ち着いていたプレーしていた。
ハイボールもバックパスも冷静に処理。
成長が感じて今後が楽しみだ。
次の相手はスペイン。
冨安が累積警告でいないのが痛い。
それでも勝って決勝に残りたい。
ここまで無得点の林、上田が奮起してほしい。
次の試合スペインも期待をしている。