オリンピックを想定した中2日
U-24国際親善試合。
今日も対戦相手はアルゼンチン。
前回26日の試合ではアルゼンチンが圧倒。
ハードワークと球際の強さで違いをみせた。
今日は日本が圧倒してリベンジ。
ハードワークでも球際の強さ、
ゴールへ向かう姿勢も圧倒していた。
それでは試合を振り返ろう。
試合結果日本3-0アルゼンチン
前半45分:日本 林
後半23分:日本 板倉
後半28分:日本 板倉
U-24アルゼンチン戦選手採点&寸評
※採点10点満点。平均は6点。0.5点刻みで採点
セルジオ越前(トラ)の独断偏見による採点
日本のフォーメーション4-2-3-1
前回から9人スタメン変更
GK 谷:6.5
前半はほとんど出番なし。
43分ブルネッタが飛び込んできたシーンぐらい。
見せ場は後半19分ガイチのシュートをセーブ。
攻勢を強めてきても落ち着いてプレーしていた。
DF 原:7.0
右サイドをほとんど制圧。
1対1で強さを発揮して完封勝ちに貢献。
前半36分のオーバーラップなど攻撃もよかった
DF 瀬古:7.0
後半31分GK谷とぶつかったシーンぐらい。
それ以外で危ない場面をあまり作らせなかった。
カバーリングも1対1もよかったし、
意識しての縦パスなど周りがよくみえていた。
林のゴールにつながった縦パスは見事。
DF 町田:6.5
前へロングボールを送るアルゼンチンに対して
高さと強さでシンプルにプレー。
しっかりとボールに寄せて自由にさせなかった。
DF 古賀:5.5
アグレッシブにプレスをかけた姿勢はよし。
右サイド原と比べ攻撃面で目立ったとは言えず。
MF 田中:7.5
守備では鋭い読みとカバーリング。
攻撃では長短左右にパスをちらばす。
運動量も豊富で中盤を制圧した。
前回出場停止だった悔しさを晴らす。
MF 板倉:7.5
田中とのバランスがよかった。
ボールへの反応もよく運動量でも負けなかった。
コーナーキックから2ゴールは見事
マークをはずし高さもあり技ありだった。
MF 食野:5.5
アルゼンチン相手に当たり負けせず。
ハードワークもしていたとはいえ、
時間とともに存在感がうすくなった。
残念。
MF 久保:7.5
前回のドリブル一辺倒ではなかった。
ボールを持ちすぎなかったのがよかった
前へ向いたプレーが光った。
コーナーキック精度もよかった。
MF 相馬:6.0
左サイド突破する場面もあった。
シュートとクロス精度が残念。
後半5分の決定機は大事にいきすぎた。
決めてほしかった。
FW 林:7.0
サガン鳥栖の野生児【ビースト】
その名の通りよく動いた。
特にボールがないところで動きがよい。
裏へ飛び出して見事なゴール。
FW 田川:5.0(後半16分IN)
スピードを活かす場面も少なくあまり絡めず。
ケガの具合が心配
MF 三好:5.0(後半30分IN)
途中出場でも存在をアピールしたかった。
存在感はあまりなかった。
DF 旗手:採点なし(後半38分IN)
DFでなく左MF、トップ下で起用。
複数のポジションできるのは強い。
チームの大きい。
FW 三笘:採点なし(後半分43分IN)
ボールに絡みたかったがイエローカードは余計。
DF 中野:採点なし(後半44分IN)
プレー時間が短く採点なし。
うれしそうにピッチに入ってきたのが好印象w
MF 渡辺 皓太:採点なし(後半44分IN)
プレー時間が短く採点なし。
監督 横内:7.5
前を向く、裏を狙うパス、サイドチェンジ。
プレスのかけ方やラインコントロール。
短期間で修正できた点を評価。
おまけ テレ朝:5.0
よい試合にかぎってBS放送とは・・・。
運がなかったというか失敗でしょう。
マイナス評価。
今日の松木解説は。めずらしくまとも
おとなしめ。
松木解説はアジア対戦国がおもしろい。
松木に対する中田浩二のコメントは安心感。
感情的にならずわかりやすい点は高評価。
アルゼンチン戦の戦評
- ボールがないところの動き
- チームとして連動できたプレス
- 田中と板倉のボランチ
- 林という選択肢が増えた
前回の試合と大きく違った点、
それはボールがないところ。
裏を狙う動き。
相手のマークを外す動き。
攻撃に対してチームとしてのプレス。
すばらしかった。
田中と板倉のボランチコンビもよかった。
2人が安定してボールをうばい、
パスをちらばしたことでリズムができた。
瀬古と町田のセンターバックもよかったし、
今後も板倉ボランチ起用がよいかも。
追加招集の林もよかった。
攻撃時でも守備のプレスでもよく動く。
あそこまでプレスをしてくれたら楽だろう。
今回短期間でよくここまで修正してきた。
ナイスゲームでした。
横内監督の手腕も評価したい。
この流れのまま次回も期待したい。