【選手採点&戦評】カタールワールドカップ2022アジア2次予選キルギス戦

※ワードプレス不具合により掲載が遅れてました。すいません。

カタールワールドカップ2022アジア2次予選キルギス戦。

試合内容も新ユニフォームもわるい!

トラ
代表の新ユニフォームに喝だ!!

以前のデザインよりも弱く見える。

前側の攻めたデザインばかり目が行くが、
背番号がある背中がともかくダサい!!

全体の印象として前より弱くみえる。
締まりがない。

ユニフォーム同様にキルギス戦は締まりがない試合だった。
日本代表の内容が悪いから新ユニフォームも悪くみえた??

そんななかでも
GK権田の頑張りが光った

日本代表はどんな戦いをしたのか。
試合を振り返ってみたい。

キルギスについて

キルギスは中央アジアの国。
タジキスタンの北に位置している。

首都ビシュケクは標高800m地点。
日本に比べてだいぶ寒い気候。

代表チームの愛称は「白いハヤブサ」。
今回ワールドカップ初出場を狙う。

現在キルギスのFIFAランキング94位。
日本FIFAランキング28位より格下。

アジアカップ2019ではベスト16。
韓国、中国、フィリピンのグループリーグを突破。

アジア2次予選でもここまで2勝1敗。
日本に次ぐグループ2位。
初戦タジキスタンに0-1と負けたが、
ミャンマー戦7-0、モンゴル戦2-1と連勝。

エドガー・ベルンハルトを中心に攻撃を展開。

ここ数年で実力をつけているチームだ。
前回対戦時は4-0で日本が勝利とはいえ、
油断できない相手だ。

試合結果日本2-0キルギス

41分:日本・南野(PK)
54分:日本・原口

キルギス戦の日本フォーメーション

キルギスのフォーメーションは4-2-3-1
日本のフォーメーションは4-2-3-1

選手交代は、
・78分に伊東に代えて中島
原口が右サイドハーフへ

・78分に遠藤に代えて山口
・87分に永井に代えて鈴木

キルギス戦試合展開

キルギスは寒い中に大観衆のサポーター。
金星を狙う。

試合会場はピッチの状態が悪い。
芝がボコボコ状態w

さらに気温6℃

日本はピッチ状態もありミスパス連発。
細かいパス回しができない。


キルギスはロングボールで攻撃を展開。
ボールを奪ってサイド深い位置へ狙う。

前半9分:キチンからのロングパス。
マイヤーは右サイドの敵陣深くからパス、
シュクロフを経由して、
ペナルティエリア中央からアリクロフがシュート。
ゴールならず。

前半32分:アリクロフがペナルティエリア左に侵入。
遠藤をかわしてゴール前に折り返す。
ニアサイドでサギンバエフが合わせるが、
権田がファインセーブ。

前半40分:遠藤が敵陣中央から縦にスルーパス。
伊東のトラップが大きくなり、ペナルティエリア右にボールが流れる。
南野が反応するもGKカディルベコフに倒されてしまう。
主審の笛がなり日本がPK獲得。

前半41分:南野がPKを決める。
日本先制!
日本1-0キルギス

前半終了
日本1-0キルギス

後半8分:遠藤がペナルティエリア手前中央でファウルをもらう。
FKのキッカーは原口
キルギスの壁とGKカディルベコフの反対をつきゴール左へシュート。
日本追加点!
日本2-0キルギス

後半13分:シュクロフがポストプレー。
ペナルティエリア手前中央にいたにムルザエフへ。
ムルザエフはペナルティエリア手前中央シュート。
しかし権田が正面でセーブする。

後半23分:ペナルティエリア右からマイヤーが低いクロス。
クロスを受けたムルザエフが反転しながらゴール前でシュート。
しかし権田がファインセーブし、得点を許さない。

後半27分:権田のがフィードしたボールは伊東へ。
伊東はオーバーラップした酒井へパス。
抜け出した酒井は中央斜め前の南野へスルーパス、
南野がシュートに持ち込もうとするが、
ボールは流れてしまう。

その後決定打を欠いて
試合終了。

日本2-0キルギス

苦戦しつつもアウェイで勝ち点3を獲得した

キルギス戦選手採点&寸評

※採点10点満点。平均は6点。0.5点刻みで採点
セルジオ越前(トラ)の独断偏見による採点

GK 権田:7.5
MAN OF THE MATCH
ファインセーブ連発。
クラブで出場機会ない状態のなかで、
よく集中して完封勝ちをもたらした。

DF 酒井:6.0
ロングパス対応でいつもより下がり目の位置だった。
守備対応もクロス精度も安定感がある。
伊東との連携を深めていってほしい。

DF 植田:5.0
高さや強さはあるのだがバタバタしとる。
キルギス相手にバタバタしてほしくない。

DF 吉田:5.0
国際Aマッチ100試合出場

チームは完封勝ち。
ただ落ち着いてプレーしていない。
植田のカバーはしていたが、
吉田自身のプレーが安定感に欠ける。
権田に助けられた感ある。

DF 長友:5.0
ロングボール対応でオーバーラップ控えめ。
よく言えば控えめにプレー。
悪く言えば元気がない。
長所は走りこむ運動量なはずだが・・・

MF 遠藤:5.5(78分OUT)
1点目PKの起点であるスルーパス。
2点目FKのきっかけとなる突破。
攻撃面はそれなりよかった。
守備面では相手に簡単に抜かれてしまった。
セカンドボールの反応もあまりよくなかった。

MF 柴崎:5.5
攻撃面では日本のリズムをつくれず。
ミドルシュートを放つなど工夫していたがね。
守備面のカバーリングはそれなり。

MF 伊東:5.0(78分OUT)
前への姿勢は見せていたがシュート精度が・・・。
周囲との連携がまだまだ。
堂安からスタメン奪取のアピールできたとは言えず。

MF 南野:6.5
ワールドカップ予選4試合連続ゴール。
エースとなってきた。
厳しいこと言えばチャンスをはずす場面もおおい。
世界で通用するためにもシュート精度あげてほしいよ。

MF 原口:5.5
まだまだ周囲との連携ができていない。
運動量はあるのだけど、リズムがつくれない。
フリーキックは見事。

FW 永井:5.0(87分OUT)
もっと出すパスに注文して!
もっと積極的にシュートをうって!
もっとスピードをだして!

MF 山口:5.5(78分IN)
パスを近くの味方にだして、
相手の嫌がるポジションに顔を出す。
シンプルにプレーが結果として正解だった

FW 中島:5.0(78分IN)
日本のリズムを変えるために途中出場。
勢いのあるキルギス相手になかなかボールに絡めず。

MF 鈴木:出場時間短いため採点なし(87分IN)
時間がみじかいためゴールに迫れず。
相手へのプレスでは貢献。
日本のリズムもあったがゴールの予感はしなかった

監督 森保:5.5
アウェーで勝ち点3を獲得。
ワールドカップ2次予選4戦全勝は評価。

原口起用でゴールがうまれる。
ただ日本のリズムは悪いまま試合終了。
攻撃のリズムをかえる手立てをみたかった。

おまけ 解説の福田と戸田:5.5
まだ二人が現役時代の話。

小野伸二のスルーパスに反応して抜け出した福田。
シュートを阻止するために戸田は真後ろからタックル。
福田はゴールを決めたが負傷してしまった。

そんな因縁のある二人が一緒に解説。
なんとも不思議な気分であった。

ふたりともすこしおとなしかったような・・・。


キルギス戦評

わるかった点

  • パスミス連発でリズムつくれず。
  • 途中で攻撃リズムも変更できない。
  • センターバックの出来
  • 吉田のパフォーマンス

なんかいもいっているように、
権田の頑張りでなんとか勝てたゲーム。

パスミス連発で日本のリズムではなかった。
それでも同じような攻撃を・・・。

柴崎や遠藤は何回かリズムを変えるべく工夫していたが、
個人技ではなくチームとしてプランBはないのだろうか。

冨安が不在の影響でセンターバックが危ない。
何回決定機を迎えたことか。。。
ボールへの詰めの意識をもっともつべきだろう。

それにしても吉田、疲れていない?

よかった点

  • アウェーで勝ち点3獲得
  • ファインセーブ連発のGK権田

アウェーで勝ち点3でまた予選突破に大きく前進した。

権田は代表の守護神になった

といえる大活躍。
これでクラブで試合に出れたら確実なのだがね。
そこだけが心配。

ただ権田が試合で活躍したということは、
チームとして攻められる時間がおおかったということだ。

次回の試合では権田の出番がないぐらいセンターバックの2人の奮起に期待したいね。