今回は2022 FIFAワールドカップ アジア2次予選の前の重要な強化試合。
ミャンマー戦を前にどのような戦いを見せるのか。
じっくりリアルタイムでテレビ観戦したかったのだが、
試合前半はよかった。
後半は少しグダグダ。
1番グダグダなのはパラグアイ代表だけどな!
パラグアイはFIFAランキング39位
日本33位よりランキングしたとはいえ、
日本が予選敗退したコパ・アメリカでは決勝リーグ進出。
ベスト8でブラジルに善戦してPKで敗れた。
パラグアイは堅守でよいチームなのだが、
今日のパラグアイはイマイチの出来であった。
それでは試合を振り返ろう。
試合結果日本2-0パラグアイ
23分:日本・大迫
30分:日本・南野
パラグアイ戦の日本フォーメーション
パラグアイのフォーメーションが4-2-2-2
日本のフォーメーションは4-2-3-1
日本のスタメンはこちら
中島とボランチの橋本以外はアジア大会のメンバー
1トップに大迫
トップ下に南野、右に堂安、左に中島
このメンバーはもう連携できているだろうに・・・
森保監督はベストメンバーをスタメン起用した。
前半に2点奪った後半はメンバーを代えてきた。
後半のメンバーはこちら。
後半スタート同時に
堂安に代えて久保
中島に代えて原口
酒井に代えて植田
その後も、安西、永井、板倉を投入。
森保監督は後半はテストモードだった。
パラグアイ戦の選手採点&寸評
※採点は10点満点。6点が平均。0.5点刻みで採点
セルジオ越前(トラ)の独断と偏見による採点
GK 権田:6.0
ピンチらしいピンチはなかった。
クラブでは試合出場がないが、集中して守って完封勝ち。
DF 酒井:6.0(45分OUT)
立ち上がりから果敢にオーバーラップ。
中島のパスをダイレクトで南野へ入れたパスは見事。
DF 冨安:6.0
前半はセンターバック。後半は右サイドバック。
どちらも危なげなくこなしていた。
日本のオプションがまたひとつ増えた。
DF 吉田:5.5
相手に突破されたシーンは問題。
それ以外はピンチらしいピンチがなく、
出番はおおくなかった。
DF 長友:6.0(67分OUT)
中に入る中島みて、大外からオーバーラップ。
クロス精度はイマイチも大迫の先制点を呼び込んだ。
運動量は相変わらずでパラグアイ仕事をさせなかった。
MF 橋本:5.5
無難に柴崎と連携してパスをつなげた。
守備で相手に前を向かれる時もあったが無難。
レギュラーにおおきくアピールができたわけではない。
MF 柴崎:6.0(76分OUT)
攻撃の起点としてパスをつなげていた。
以前からいうようにもう少しシュートをうて。
結構前線にきてもパスばかり選択しているのがなぁ。
MF 堂安:6.0(45分OUT)
南野や酒井と連携して攻撃を活性化。
パラグアイ守備陣を混乱させた。
1対1のシーンはゴールを決めたかった。
MF 中島:6.5(45分OUT)
大迫や南野のゴールの起点になった。
ボールを失うこともあったが、
日本代表の攻撃のリズムを生み出したのは中島だ。
MF 南野:6.0
久しぶりのゴールは本人もうれしいだろう。
日本にとっても明るい話題。
中島や堂安との連携はよい。
FW 大迫:6.5(67分OUT)
MAN OF THE MATCH
長友のクロスがパラグアイDFにあたってもゴール。
しかもコース、ぎりぎり!!
あのゴールは・・・
大迫はんぱないって!!
ポストプレーも健在。
MF 久保:5.0(45分IN)
うまいトラップやパスで魅せる。
しかし5本シュートを打つもゴールならず
ゴールがほしくて力みすぎか??
スタメンアピールは失敗。
MF 原口:5.5(45分IN)
久保にゴールを決めさせたかったのか、
シュートチャンスにパスを選択。。
遠慮せずに強引にシュートしてもよかった。
DF 植田:5.5(45分IN)
カウンターに冷静に対応。
バタバタする場面がなかった。
DF 安西:5.5(67分IN)
シュートブロックなど守備でアピール。
攻撃はまだまだ連携不足。
クロスの精度もよくはなかった。
FW 永井:5.5(67分IN)
持ち前のスピードで相手の裏を狙う。
ただ、よいパスはもらえなかった。
もっとスペースにパスをもらえるようにアピールせねば。
MF 板倉:5.0(76分IN)
不用意なミスからボールを失うことも。
アピールするには不十分。
もっとガツガツいけ!
監督 森保:6.0
前半はベストメンバー。後半はテスト。
今までより早めの選手交代は評価。
サブメンバーが出たときの戦術がでてくればなおよし。
パラグアイ戦評
わるかった点
- サブ組がアピールできていない
- パラグアイ代表のコンディション
森保監督は明確にスタメン、サブ組をわけている。
そのためにモチベーションに差があるのか?
積極的にシュートをうった久保はともかく、
原口、永井、板倉にはもっと積極性をみせてほしかった。
スタメン組に比べて連携面は仕方がないとはいえね。
スタメンをアピールできたメンバーは今日もいなかった。
今日のパラグアイ代表の出来は悪かった。
勝ったとはいえよい強化試合だったとはいえない。
本気の強化をするつもりなら南米国を日本に呼ぶより、
日本が欧州遠征するなどしなくてはならないのだろう。
よかった点
- ダイレクトプレーでの南野ゴール
中島、酒井、最後は南野の2点目はダイレクトプレー。
相手を崩した見事なダイレクトプレーだった。
もっとこういうダイレクトプレーはみたいね
中島、堂安、南野の3人の連携はよくできている。
10日のミャンマー戦からワールドカップ予選。
格下ミャンマー相手にスタメン組は勢いをつけたが、
久保をはじめサブ組の出来に少し不安が残る試合だった。